古きを愛する私は、いくつものアンティーク フォトフレームに写真を飾っている。幼い頃の兄と私。まだ若かりし父と母、留学先での友、緊張気味な結婚式・・・。どれも遠い昔の写真で色褪せてはいるが、毎日見ているからか記憶は意外と鮮明だったりもする。

私の場合、素敵なフォトフレームに出会うと写真を飾りたくなる。そして、写真の中の思い出はより一層深くなり、意味のあるものに感じてくる。

お気に入りの写真だから飾るのもよし、お気に入りの写真立てだから飾りたくなるのもよし。どちらも数年後にはしっくりくるのである。

フォトフレーム（中）　　　　フォトフレーム（小）